間違った働き方改革
最近残業規制が導入されました。
色々思うところがあるのでブログに書きます。
仕事のやり方変えずに効率を良くしようとしても、誰かに負担を押し付けるだけです。
残業規制しても、フレックスタイムを導入しても結局は誰かがそのしわ寄せを受けるだけなのです。
残業規制だけをして要求するアウトプットを変えないかった結果、下請けにしわ寄せが行っています。
幸いにも私は残業時間が減る側でしたが、下請けにしてみれば労働条件が改悪されて文句も言えない状況なのです。
無駄な成果物や、作業対効果の小さい業務をなくす、最終的には仕事のプロセスを変えないといけません。
効率化と言っても、もはや限界です。
品質を良くするのが正義で、そのためにはどんなに労働力がかかっても気にしないという意識自体に問題があります。
何が本質でそのために何をするべきか考えられる人があまりにも少ないのです。
仕事内容を、アウトプットを出すための最小の業務と、余った工数で改善する、として業務でやることを改革していかないと労働環境は改善しないのです。
日本人は全てのことを完璧にしないといけないと考えている人があまりにも多いし、それを日本の品質として捉えています。
全てを完璧にしなければならないという考え方自体を改めないといけないと思うのです。
真の働き方改革は、全てを完璧にしなければならないという考え方を改めて、本質が何かを突き詰めて業務内容を決定することです。
その結果、作業対効果の少ない業務がなくなり、労働生産性も向上するでしょう。
全てを完璧にしなければならないという考え方は、GDPが上がらないことにも、デフレが続いていることにも繋がりそうだと思いました。