人を育てるべきか?マニュアルを作成するべきか?
問題
少し前に業務でミスがあり、今後どう対応するべきかを話し合う会議をしました。
そのときの話をしたいと思います。
対応策候補
長期的な対策としては2つの候補が上げられ、
メリットデメリットを上げると以下のようになりました。
・人を育てるべき
-マニュアルも結局は人が作成するもの
-本質を分かってないといけない
-担当者がいなくなったら開発が止まる
-プロでない人が作業すること自体が問題
・マニュアルを作成するべき
-誰がやっても同じ結果になる環境が重要
-担当者が変わっても大丈夫
-突発的な問題に対応できない
会議の結果
結果としては人を育てるべきということで終わりました。
まぁ検討したところで、私を含めたメンバーの能力も足りていないし、業務マニュアルもほぼない状況は変わらないのですけどね。人を育てる、マニュアルを作成するといった改善のための時間が確保されないのはいつものことです。
偉い人が仕事をしたという証拠を残す会議だったのは気のせいではないはずです。。
正直、検討した1時間を返して欲しい。。。すいません、愚痴です。
私の考え
候補のどちらでもなく、いいとこどりです。
マニュアルを作成する人と、マニュアルを見て作業する人を分けるべきだと考えます。
マニュアルを作成する人がエンジニアで、マニュアルを見て作業する人がスタッフという考えです。
マニュアルを作成する人はそのプロジェクト専任の人たちがよいと思います。
過去の経験に基づいた注意事項などを盛り込むことができます。
また、技術的なことを理解していなくても作業をすることができるようにするのがベストです。
持論ですが、"エンジニアの仕事は、開発ではなく、難しいものを簡単なものにすることだ"、と思うのです。技術的なことを知らない人が作業をできるようにすること、はエンジニアの重要な業務です。
作マニュアルを見て業する人が特別な能力(ドメイン知識など)を必要としない前提でマニュアルが作成されていれば、いざ忙しくなったときに手の空いている人に入ってもらえばよいと思うのです。
開発業務では時期によって業務量にムラがあるので、きないと思いますし、相応の給料をもらうべきだと思います。
ただ、そうすると開発コストに直結するので、重要な所をエンジニアが担当し、それ以外のところをスタッフに任せるべきだと思うのです。
最後まで読んで下さった方、ありがとうございます。お目汚し失礼。それでは。